どんなにムカつくことがあっても怒らないこと
この条件については、ただ単に冷静な人が良いと言うわけではなく、頭にきても反論をしたり、怒りを表に出す事をしない人。と言う意味です。 私は良い人に共通していることは、頭が賢い人だと思っております。 人は怒りの感情が昂ると知能指数が下がると言われており、そのような姿を周りに見せてしまうと「あの人は子どもだなぁ。」と思われてしまうと言うことです。
これはもとより、賢い人であればどのような状況でも怒りに任せて行動することはなく、「どうすればこの状況が良くなるのか」と様々な選択肢から、周りの人に影響することも踏まえて考えながら行動できるからです。
例えば、なかなか仕事で成果が出せない部下がいて、自分たちのチームも成績が悪い状態。 この状況で、鼓舞する上司、厳しく指導する上司、なぜ上手くいかないか一緒に考える上司、別に死にはしないからのんびり行こうと伝える上司、見て見ぬふりをする上司、、、たくさんのパターンの上司が存在すると思います。 その中で、賢い人は部下に応じて対応を変えることができます。 人は焦ってしまうと、どんな人にも同じ条件を求めて、できない人がいれば厳しくしてしまうことがあります。 焦りや怒りに任せて指導してしまう上司はどうしても部下から信頼を得ることは難しくなります。 つまり賢い人が上司の場合、「あの上司は良い人だ」と言われることが多くなります。
ただ、どんな人でも怒りのツボがあり、ムカついたがために感情が昂ることはあると思います。 その際は、とにかく7秒ほど黙って我慢することです。 すると少し心に余裕が出てきて怒りを抑えやすくなります。
この話で言う賢い人とは、別に学力をつけて知識をつけないといけない!、、、そう言うわけではありません。 相手の気持ちをいかに汲み取ることができるか。その基準が高い人を賢い人と思っているので、相手の事を考え続けられる人が賢い人。つまり、良い人になると思っています。
人の話をしっかりと聴ける人であること
これについても、ただ人の話にうなづけることや、黙って聞き続けることが良いわけではなく、話している人が結局何が言いたいかを理解できる人。と言う意味です。
よく、話を聞いているふりや、自分の興味があることだけ人の話を覚えていることがあります。 または良いパターンとして間違えられやすいのが、人が話している最中に「どう自分が思っていることを相手に伝えようか」と考えながら話を聞くことです。 ただ、話を聞いてほしい方のほとんどは、解決を求めているのではなくて、もうある程度答えはあるがそれで問題ないか聞いてほしいだけ。と言うことです。 その中、他人の意見を言われたり、こうした方が良いと言われたところで「あ、この人私の話聞いてくれないんだ、、」と思われることがあります。
しかし、自分の意見を求められることももちろんあります。ですが、この時は相手が話ししている中にヒントや答えがあることがほとんどなので、「さっきあなたが言ってた〇〇はどうなの?良いと思うけどどうかな。」このように返事できる人が、良い意見をくれる人だと相手に思ってもらえます。
これは、女性にも男性にも同じことが言えます。 女性はよく話を聞いてほしい生き物。男性はアドバイスを求める生き物。と聞くことがあります。 どちらの話も「こんな話、意見があるのだが、共感し、認めてほしい。」という根本があります。 つまり、この人は何が言いたいのか。何に共感してほしいのかに注力して話を聞くことが重要だと思っております。 この場合、自分の頭が良いと言う賢い人になってしまうと本末転倒です。 だって別に他人の意見をつらつらと聞きたいわけではないので、こちらでも、先ほど述べたことと同様、相手の気持ちをいかに汲み取ることができるか。その基準が高い人を賢い人と思っているので、相手の事を考え続けられる人が賢い人。つまり、良い人になると思っています。
まとめ
以上の2点が特に重要だと思うので、自分なりにまとめてみました。
ただ、これが100%正解の考えではないこと。世の中に絶対はない。これだけはどの人にも通ずることだと思っています。 つまり、私がまとめたことは一種の型であると認識し、似た場面に遭遇した際に当てはめて見て様子を見ることに試していただければ幸いです。 この型が通用しないときに、また違う知識を得て、その型を使って様子を見ること。 パターンが多ければ多いほど奥が深い人になると思っております。 そのパターンを使うことによって、自分と相手だけでなく周りにもどう影響するのか。 この考えさえ持つができれば、私が思う「良い人」に近づくかと思います。
、、、私もまだまだ勉強中です。私ももっといろんなパターンを
試せるように、常に考え続ける人でありたいと思います。
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